魚群探知機
沿岸から内水面域まで効率的に資源・環境調査を実現するポータブル計量魚群探知機
Simrad EK80 Portable echo sounder system / Kongsberg Discovery
計量魚群探知機は、魚群の分布や個体数の把握、海洋生態系のモニタリングといった資源量調査や環境調査において欠かせない重要なツールとして使用されています。近年では、音響の研究や技術の発展に伴い多種多様な製品が登場し、要求される性能や使用用途、ロケーションに応じて最適な機器を選択することが可能となりました。
現在、日本国内では漁業生産量の長期的な減少傾向が問題視されており、漁業と環境のバランスを保つことで持続可能な水産業を目指す水産資源管理の重要性が高まっています。
環境調査においては、水中生態系の健全性や環境変化による影響評価はもちろんのこと、近年では、メタンハイドレートなどの海底資源の調査といった新しい分野での利用が注目されています。
これら水産資源管理と環境調査の分野で水中の物体を定量的に測ることができる計量魚群探知機の活用の幅は広がり、今後さらに必要性が高まることが考えられます。
一方で、従来の計量魚群探知機は、大型の調査船に装備されるような、複雑なシステムかつ、大掛かりな設備が必要でした。しかし、近年では技術の進歩により小型化した計量魚群探知機が登場し、従来使用されてこなかった湖や沿岸域を対象とした調査での活躍が期待されています。
ポータブル計量魚群探知機 EK80 Portableは主に調査船に装備されている計量魚群探知機のトランスデューサー以外の機器を一つの筐体に収めた一体型の計量魚群探知機です。
日本の河川・湖沼・海、あらゆる水域に世界の最新技術を提供する日本海洋は、湖沼や河川、沿岸域の限られたエリアでの資源量調査や環境調査を可能とするポータブル計量魚群探知機EK80 Portableの活用事例を各ユーザー様向けにご紹介いたします。
国立・地方水産研究機関様:
<水産資源管理>
計量魚群探知機を利用した調査は、適切な資源量評価を行ううえで重要な一つの要素となっています。EK80 Portableは、国内外の調査船で使用されている計量魚群探知機と同じSimradのEK80システムで、信頼性の高い魚群量の推定、数値化が可能です。片手で持ち運びでき、ボートなどで運用できるため、人件費・燃料費等のコスト削減もできます。
<内水面域での資源管理>
EK80 Portableは、国内外の調査船で使用されている計量魚群探知機と同じSimradのEK80システムをコンパクトにした機材で、信頼性の高い魚群量の推定、数値化が可能でありながら、片手で持ち運びできるため、ロケーションに関わらず信頼性の高い資源量調査をすることができます。特に湖沼や河川といった内水面域や研究船が到達できない場所での魚やプラクトンといった生物の分布や生態系の把握に活用できます。
大学・研究機関様:
<漁礁効果の評価>
人工漁礁の有効性を示す指標として生物の蝟集量を把握することが重要とされています。計量魚群探知機を使用することで、定量化された正確な蝟集量を推定することが可能になるとともに、漁礁周辺水域の環境・食物連鎖といった生態系の変化を含めた総合的な人工漁礁の評価に繋げることも期待されます。EK80 Portableは片手で持ち運び可能であり、ボートなどで運用できるため、人件費・燃料費等のコスト削減もできます。
海洋調査コンサルティング事業者様:
<水産資源調査・環境調査>
片手で持ち運びできる小型高性能で使いやすい計量魚群探知機を利用することで、より効率的な調査業務を行うことができます。特に沿岸域での調査船が到達できない水域や湖沼、河川でも最低限の機材準備で円滑に調査を進めることができるため、新たなニーズにも対応することができます。EK80 Portableで取得できる世界標準の高精度なデータは、資源管理や環境調査の分野における信頼性の高い成果物の作成に活用できます。
EK80 Portableは、水産資源管理や環境調査に携わるユーザーの効率的な調査研究を強力にサポートします。小型計量でシンプルなシステム構成でありながら、高精度なデータを取得でき、またわかりやすい操作性を備えている本機器を使用することで、内水面域から海洋における調査研究の可能性が広がります。
現在、日本国内では漁業生産量の長期的な減少傾向が問題視されており、漁業と環境のバランスを保つことで持続可能な水産業を目指す水産資源管理の重要性が高まっています。
環境調査においては、水中生態系の健全性や環境変化による影響評価はもちろんのこと、近年では、メタンハイドレートなどの海底資源の調査といった新しい分野での利用が注目されています。
これら水産資源管理と環境調査の分野で水中の物体を定量的に測ることができる計量魚群探知機の活用の幅は広がり、今後さらに必要性が高まることが考えられます。
一方で、従来の計量魚群探知機は、大型の調査船に装備されるような、複雑なシステムかつ、大掛かりな設備が必要でした。しかし、近年では技術の進歩により小型化した計量魚群探知機が登場し、従来使用されてこなかった湖や沿岸域を対象とした調査での活躍が期待されています。
ポータブル計量魚群探知機 EK80 Portableは主に調査船に装備されている計量魚群探知機のトランスデューサー以外の機器を一つの筐体に収めた一体型の計量魚群探知機です。
日本の河川・湖沼・海、あらゆる水域に世界の最新技術を提供する日本海洋は、湖沼や河川、沿岸域の限られたエリアでの資源量調査や環境調査を可能とするポータブル計量魚群探知機EK80 Portableの活用事例を各ユーザー様向けにご紹介いたします。
国立・地方水産研究機関様:
<水産資源管理>
計量魚群探知機を利用した調査は、適切な資源量評価を行ううえで重要な一つの要素となっています。EK80 Portableは、国内外の調査船で使用されている計量魚群探知機と同じSimradのEK80システムで、信頼性の高い魚群量の推定、数値化が可能です。片手で持ち運びでき、ボートなどで運用できるため、人件費・燃料費等のコスト削減もできます。
<内水面域での資源管理>
EK80 Portableは、国内外の調査船で使用されている計量魚群探知機と同じSimradのEK80システムをコンパクトにした機材で、信頼性の高い魚群量の推定、数値化が可能でありながら、片手で持ち運びできるため、ロケーションに関わらず信頼性の高い資源量調査をすることができます。特に湖沼や河川といった内水面域や研究船が到達できない場所での魚やプラクトンといった生物の分布や生態系の把握に活用できます。
大学・研究機関様:
<漁礁効果の評価>
人工漁礁の有効性を示す指標として生物の蝟集量を把握することが重要とされています。計量魚群探知機を使用することで、定量化された正確な蝟集量を推定することが可能になるとともに、漁礁周辺水域の環境・食物連鎖といった生態系の変化を含めた総合的な人工漁礁の評価に繋げることも期待されます。EK80 Portableは片手で持ち運び可能であり、ボートなどで運用できるため、人件費・燃料費等のコスト削減もできます。
海洋調査コンサルティング事業者様:
<水産資源調査・環境調査>
片手で持ち運びできる小型高性能で使いやすい計量魚群探知機を利用することで、より効率的な調査業務を行うことができます。特に沿岸域での調査船が到達できない水域や湖沼、河川でも最低限の機材準備で円滑に調査を進めることができるため、新たなニーズにも対応することができます。EK80 Portableで取得できる世界標準の高精度なデータは、資源管理や環境調査の分野における信頼性の高い成果物の作成に活用できます。
EK80 Portableは、水産資源管理や環境調査に携わるユーザーの効率的な調査研究を強力にサポートします。小型計量でシンプルなシステム構成でありながら、高精度なデータを取得でき、またわかりやすい操作性を備えている本機器を使用することで、内水面域から海洋における調査研究の可能性が広がります。
仕 様
CPU | Intel Gen4 Corei5-4010U 1.7GHz |
HDD | Samsung850 Pro SSD series 256GB |
メモリー | 8GB DDR3L-1600 SO-DIMM |
グラフィック | Intel HD5000 |
解像度 | 1024×600 |
ディスプレイサイズ | 7インチ |
USBポート | 2 |
対応周波数 | 30-500kHz |
パルス長 | 64-2048μs |
波長 | CW+FM(リニアアップスウィープ) |
最大送信電力 | 1000W@55Ω |
チャンネル数 | 4(マルチプレクサ:8) |
使用可能トランスデューサ | シングル/スプリットビーム |
外形寸法 | 奥行221㎜ x 幅417㎜ x 高さ334㎜ |
重量 | 8.6㎏ |
必要電圧 | 12-16V |
消費電力(動作時) | 38/120/333kHz, 22/19/19W |
消費電力(非動作時) | 18W |
最大電流 | 5A(ピーク)*最大送信時、パルス長1ms、2発信/秒 |
動作可能温度 | 0~45℃ |
保管温度 | -20~70℃ |
耐水性能 | IP64(蓋締め時), IP60(蓋空き時) |
筐体素材 | ポリプロピレン |
【EK80 portableのメリット】
<小型で持ち運び可能>
狭い環境でも小型のボート等で調査船レベルでの調査が可能
<シンプルなシステム構成>
制御装置や送受信装置などが1つの筐体に収まっているいるため、調査場所での展開がスムーズ
<世界標準の計量魚探システム>
世界中の調査研究機関で使用されている、SIMRAD EK80システムを搭載。信頼性の高いデータを取得可能